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2018年度事業計画 情報公開資料 | 建材試験センター (JTCCM)

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Academic year: 2018

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2018年度事業計画

計画の概要

2018年度の我が国の経済動向は、2017年度に引き続き、比較的安定的に推移す

ると思われるが、一方で、米国をはじめとする諸外国の社会・経済動向の影響を大 きく受ける可能性があり、その意味では、見通しづらい局面も想定される。

また、建設業界については、建設経済研究所等による「建設経済モデルによる建 設投資の見通し」(2018 年 1月)によると、2018 年度名目建設投資の対前年度伸

び率は、0%とされており、政府投資、民間住宅投資、民間非住宅投資ともに2017

年度と同水準との予測となっている。

このような状況の中で、建材試験センターでは、2017年度に「発展計画2018」

を策定し、2018 年度から 5 年間(財務状況見込及び施設整備の全体計画設定に際

しては、10年間)の事業推進の方向性を明確にしたところである。この「発展計画

2018」においては、「持続可能な発展に向けた基盤と体制の整備」を目標に、

・施設整備や人材育成の推進による中核能力の向上

・効率的な組織体制や持続可能な業務体制構築など筋肉質な体制作りによるコス ト競争力の向上

・常に顧客目線での対応を基本とすることによる顧客満足度の向上などを行うこ ととしている。

2018年度は「発展計画2018」の初年度として、計画内容の速やかな実施を進め

る。また、戦略的な経営企画能力の向上の観点から経営企画部に経営戦略課を置く とともに、分散自律型の運営体制強化の観点から各事業所の管理課を企画管理課に 改め、これらの組織が中心となって、経営企画、業務企画、営業企画などの業務に 積極的に対応できるような体制を構築する。併せてこのために必要な人材の育成を

進める。さらに、2018年度中の西日本試験所福岡試験室の移転整備や2020年度の

中央試験所新防耐火試験棟の整備に向けて、具体的な計画の検討を進める。なお、

草加駅前オフィスは2018年5月に日本橋に移転する。

建材試験センターは、今後とも引き続き「第三者証明事業を通し住生活・社会基

盤整備に貢献する」ことを使命として、試験事業、マネジメントシステム認証事業、

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2/6 1.試験事業等

(1) 品質性能試験事業

中央試験所及び西日本試験所において、建設分野における材料・部材等の品 質・性能を証明するための試験事業を、材料・構造・防耐火・環境の各分野に おいて総合的に実施する。

また、2018年4月から施行する新しい品質性能試験料金体系の円滑な導入を

進めるとともに、各試験分野ともに業務の効率化を積極的に進める。中央試験 所技術課においては、併任職員を有効に活用したワンストップサービスの実施 や新規業務の獲得に向けての活動を推進する。

① 材料試験分野

材料試験分野においては、比較的安定的に試験需要が推移しているが、よ り一層の需要の確保に努める。また、チームの再編や担当分野の再考などに よる業務の効率化と併せ、工事材料試験所や西日本試験所と補完し合えるよ うな守備範囲の検討を進める。

② 構造試験分野

耐震安全性をキーワードとした試験の依頼が順調であり、中央試験所新構

造試験棟の試験施設を活かした大型試験や木質系試験などの需要増が見込ま れる。また、報告書の簡略化と報告書発行までの時間短縮を目指す。

③ 防耐火試験分野

需 要 の 多 い 防 耐火 構 造試 験 に お け る 無駄 の ない 確 実 な 日 程 調整 や 自動 キ ャンセルシステムの検討などにより、顧客の要望に応えられるような試験日 程の提供に努める。また、試験終了後の正確かつ迅速な報告書作成を推進す る。

④ 環境試験分野

熱部門においては堅調、音響部門においては例年並みの試験需要が見込ま

れるものの、動風圧部門における建具の性能試験は低調が見込まれる。この ような状況の中で、作業の効率化を進めるとともに、各部門間での業務の平 準化とワンストップサービス化を推進する。

(2) 工事材料試験事業

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材料試験、アスファルト・路盤材等の土木用材料試験について、迅速かつ公正 な試験事業を実施する。なお、工事材料試験所では試験室毎に専門性を確保し 機器配置と試験実施の効率化を図ってきている。

2018年度においては、中核業務であるコンクリート圧縮試験・鉄筋引張試験

を中心に試験需要の確保を図るとともに住宅基礎関係の受託料金の適正化を進 める。また、工事材料試験所では個別に各種システムの導入や改善を進めると

ともに、2020年度までの3年間でクラウドシステムを構築する。一方、西日本

試験所福岡試験室ではシステムを導入したものの適切な運用ができておらず、 今後速やかに改善又は見直しを行う。

工事材料試験所仙台支所については、復旧・復興事業の支援という当初の目

的を概ね達成したという状況を踏まえつつ、今後の方向性について検討を行う。

(3)校正業務

計量法校正事業者として、熱伝導率校正板の校正及び頒布、一軸圧縮試験機 の校正業務を行う。

2.マネジメントシステム認証事業

(1) ISOマネジメントシステム認証事業

ISO/IEC 17021に基づく信頼性の高いマネジメントシステム認証機関として、

品 質 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム (ISO9001) 及 び 環 境 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム

(ISO14001)等の認証事業を展開するとともに、新規事業分野における認証業

務の拡大に取り組む。

2018 年度においては、ISO9001及び ISO14001の規格改定対応によるコア

事 業 の 維 持 ( 期 限 内 の 移 行 審 査 ) 及 び 労 働 安 全 衛 生 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム の

ISO45001への移行を契機とした顧客の拡大を図るとともに、JIS Q 45001+α

認 証 に つ い て 市 場 調 査 を 行 う 。 ま た 、 ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム

(ISO55001)等の新規分野における業務の拡大に取り組む。更に、採算性を適切

に評価しつつ組織の成熟度評価、ISO9001活用工事監査などの新規事業の開発

を行う。

一方、他の事業所職員や定年後職員も含めた審査員の確保と審査能力の向上、

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なお、製品認証本部との間で庶務・経理等の管理機能の統合を行うとともに、

ISO審査本部内の組織の一部見直しを行う。

(2) 建設分野におけるカーボンマネジメント関連業務

東京都及び埼玉県を対象とした、温室効果ガス(GHG)排出量検証業務を推

進する。

3.性能評価事業

(1)法令に基づく性能評価事業

建築基準法及び住宅の品質確保の促進等に関する法律などに基づく指定機関 並びに登録機関として、引き続き評価・認定等を実施する。

2018年度においては、防耐火分野を中心として、引き続き一定水準の試験・

評価需要が見込まれることから、効率的に業務を推進し、事務処理時間の短縮 を行う。

(2)建設資材・技術等の適合証明事業

防耐火試験に関連する試験体の製作管理については、受付工程、料金体系の 見直し及び工程管理システムの本格運用により、効率的で確実な業務を行う。 また、試験体製作監視員の確保に向けて、新たな業務体制の検討を行う。

なお、適合証明事業のうち、今後の実績が見込めない一部区分については運 用を中止する。

4.製品認証事業

(1)JIS製品認証事業

JISマーク表示制度の登録認証機関として、JIS Q 17065に基づき信頼性が 高く適格な認証業務を遂行していく。

2018年度においては、3年周期の認証件数の波の平準化を進める。また、現

状で料金格差のある基準A と ISOを活用した基準 B の維持審査料金を統一す

る。併せて、職員の審査員登用を含めた新規審査員の確保と研修等による力量

向上を図る。なお、ISO 審査本部との間で庶務・経理等の管理機能の統合を行

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5/6 (2)クリーンウッド法の登録実施機関業務

2017 年度に開始したクリーンウッド法の登録実施機関業務については、事

業者への説明会の開催などを通じて事業を本格的に進める。

5.公益目的支出計画実施事業 (1)調査研究事業

試験事業との連携を図りつつ、社会ニーズが高く、かつ、当センターの業務 と密接に関連する分野を中心に調査研究業務を進めるとともに、調査研究分野 のニーズ把握に努め、新規分野の開拓を図る。

(2)標準化事業

当センターの実施する試験事業と関連する分野を中心に、JIS 原案及び当セ

ンターの団体規格(JSTM)の作成業務・メンテナンス業務を行う。また、国

際標準化の分野で、ISO に関連する国内委員会の事務局業務を継続するととも

に、関連機関における国際標準化活動に協力し、業務を実施する。

(3)情報提供事業

機関誌「建材試験情報」、ホームページ、メールニュース等を活用して、試験

技術、認証制度等に関する知識の普及を図る。なお、2018年1月より機関誌の

発行形態の見直し(紙媒体から電子ブックへの切り替え)を行っている。

(4)技術研修・検定事業

建 設 工 事 現場 に お いてフ レ ッ シ ュコ ン ク リート の 採 取 試験 を 行 う技能 者 を

対象として、コンクリート採取技能者認定試験を実施し、技能者の認定・登録・

更新を行う。また、技能者の育成を目的として実務講習会を実施する。

6.その他の事業活動

(1)品質システムの維持・管理

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性の高い第三者証明機関として顧客の要請に応える。

なお、2018年度には、JIS Q 17025(ISO/IEC 17025)の改正が予定されて

いる。関連する事業所では、当該JISの改正内容を踏まえて、速やかに、品質

マネジメントシステムの改正作業に着手する予定である。

(2)施設・機器等の整備 ① 施設整備

現在地における周辺への環境影響の観点から、西日本試験所福岡試験室に

ついて、適切な移転先を検討し、適地が見つかった場合には移転に向けて検 討を行う。

② 試験機器の更新・導入

高速液体クロマトグラフィー(中央試験所)、1000kN万能試験機(工事材

料試験所)、データロガー(西日本試験所)等試験機器の計画的な更新・導

入を行う。

③ 業務の効率化を一層進めるため、各事業所の業務システムの更新・改善・

新規導入を図るとともに、クラウドシステムを利用したデータ・サービスの 活用検討・導入を進める。

(3)組織の改正

戦略的な経営企画能力の向上の観点から経営企画部に経営戦略課を置くとと もに、分散自律型の運営体制強化の観点から各事業所の管理課を企画管理課に

改める。また、ISO審査本部と製品認証本部の管理機能の統合を行う。

総務部経理課を財務課に改め、予算作成からその執行管理、決算までを一貫

して担当する。監査室及び経営企画部顧客サービス室を廃止する。ISO 審査本

部に業務部を新設し開発部を廃止する。

(4)職員の教育・研修

技術の進化、事業環境の変化等に柔軟に対応できる職員を育成するため、新

人から管理職に至るまで一貫した教育・研修計画を策定し、各層別に実施する。

また、外部の委員会活動等への参加、業務等の成果発表会の開催、提案研究 の実施等を通じた能力の向上、自己啓発の促進に努める。

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